八日目の蝉

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八日目の蝉 角田光代

 「なぜ私なんだろう」がこの本の主題だと思う。
 主人公は物心が着く前に誘拐されて、そのまま4歳まで犯人に育てられてしまう。そして4歳のときに犯人が捕まり、本当の家族に返されるのだが、その犯人が父親の浮気相手だったことや、一度も会ったこともない人を、いきなりお母さんと呼ばなければならない苦痛で、家族の中は常にギクシャクとした空気が漂ってた。そのギクシャクとした空気を感じるたびに、主人公は「なぜ私がだけがこんな目に遭わなければならないのだろうか、なぜ隣の麻里ちゃんじゃなかっただろうか?」と、いつも思う。

 僭越ながら私も先天性の心臓病である。子供の頃は、なぜ自分だけがこんな病に苦しまなければならないのかと、両親を恨んだ。
 でもこの年になると、「なぜ自分が?」がなんて、大なり小なり誰にでもあり、「なぜ自分が?」の集大成が自分そのものだということが分かってきてた。多分その事を、この本は伝えたかったんだと思う。


 余談ですが、この本は453ページの2章立てなっています。普通なら5章ぐらいになっていいページ数なので、とってもその章の変わり目が気になります。そして2章の最初を読むと、「なるほどねー」と頷いてしまう設定になっています。
 作家もこのくらいのレベルになると、そういうことでも読者の興味を引けるようになってくるのですね。飽くまでも余談ですけど。

ポッカのスゴイ戦略

 ポッカのAROMAXシリーズの缶コーヒーで、ガッチャマンのフィギアが当たるキャンペーンをやっている事は前のページで紹介しましたが、そのポッカには恐るべき戦略があったのでした。

http://takumi12.blog.drecom.jp/archive/216

 このキャンペーンでは6種類のフィギアが用意されています。大鷲の健、コンドルのジョー、白鳥のジュン、燕の甚平、みみずくの竜、ベルクカッツェがそれです。
 何本かAROMAXの缶コーヒーを飲んで、いくつかのフィギアのフィギアが揃いだすと、全部を集めたくなるのが人情です。そうするとまだ揃っていないフィギアを求めて、さらにAROMAXを買ってしまいます。ここまでは一般的な戦略ですが、ポッカには更にスゴイ戦略があったのでした。

 かいくんは何人かでチームを組みこのフィギアを集めているのですが、一ヶ月ぐらいたつと5種類のフィギアは揃ってしまいました。ご多分に漏れず、あと一息と更にAROMAXを買い続けました。しかし買えども買えども、最後の一種類は出てきません。もうこのリーチ状態が一ヶ月も続いています。その間にも既に出てきたフィギアはいくつも当たり、大鷲の健なんか4つも持っています。
 ここでかいくんはハタと気がつきました。この自動販売機にはわざと5種類のフィギアしか入れられていないんじゃないか。そうやって最後の一種類を狙ってAROMAXを買い続ける人間を想定して、更に売り上げを伸ばそうとしているのではないだろうか? きっとそうに違いない、最近それは確信に近くなってきました。

 恐らく町に散らばるポッカの自動販売機には、わざと一種類だけは除かれてフィギアが入れられているのでしょう。そして最後の一つを集めようとAROMAXを買い続けている人が何千人といて、何度も悔しい思いをしているのでしょう。だいたい缶コーヒーを買う自動販売機は決まってますからね。
 今日もAROMAXを買って、燕の甚平が当たってしまいました。これで甚平も3人目です。ちなみに一個だけ当たらないのは、コンドルのジョーです。そろそろ自動販売機を変えてAROMAXを買ってみようかと考えている今日この頃です。

みみずくの竜が欲しい

 ポッカのaromaxシーリーズの缶コーヒーが、ガッチャマンのフィギアをプレゼントするというキャンペーンをやっています。
 ポッカのホームページを見ても、ガッチャマンのガの字も出てこないので、東海地方限定のキャンペーンかもしれません。
 缶の底に青いフィギアの入れ物がついて、その場でもらえるタイプなので、応募とかネットでのエントリーをしなくていいのが、手間が掛からなくて嬉しいキャンペーンです。
 このキャンペーンで当たるフィギアのは、大鷲の健、コンドルのジョー、白鳥のジュン、燕の甚平、みみずくの竜とベルクカッツェの6種類なのですが、かいくんは一番人気のなさそうな、みみずくの竜が一番欲しくなってしまいました。。
 何故かというと、みみずくの竜だけがガッチャマンの中で妻帯者で子供もいて、仕事と家族の中で板ばさみに遭って、その苦労が絶えなさそうだからです。
 きっとガッチャマンの裏舞台では、こんなやり取りがあったと思います。

 子供  
 「おとうさん、明日の日曜日は科学忍者隊は休みで、遊園地に連れて行ってくれるって言ったよね!」

 竜   
 「それがギャラクターは神出鬼没で、明日も出てきそうなんで、そうもいかんくなってなー」

 子供  
 「えー、それじゃー遊園地はいつになるの? いつもそう言って連れてってくれないじゃない!」

 竜   
 「うーん、相手がギャラクターなんで予定がわからんのだ。そのうちに絶対に休みを取って連れて行くから、今度だけは勘弁してくれー」

 お母さん
 「あなた、科学忍者隊、科学忍者隊って言って、いつもそうじゃない。子供達がかわいそうだと思わないの。子供が大事か科学忍者隊が大事なのかハッキリして!」

 竜   
 「南部博士も5人揃って初めてガッチャマンだといっておられる。両方とも大事に決まっとろうが。あんまり俺を困らせんでくれ!」

 こんな感じで竜は苦労してそうで、なんかそれに郷愁を感じてしまうのです。だから竜が欲しくなってしまったのです。


 ところうで、年の頃なら家族を持っていそうなベルクカッツェはどうなのでしょうか? どうしてもそういう想像に至らないのです。彼はきっと亭主関白で、家族に有無を言わせずギャラクターに出勤しているのでしょう。
 
 
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